<プロフィール> イケダモモコ(ペンネーム)。平成●年生まれ。元産後ケアインストラクター。現在ソーシャルワーカー。二児の母。ステップファミリー。 <略歴> モラハラ夫に耐えかねて、3歳1歳の子どもたちを連れて逃げ出し、離婚。シングルマザーとして住まいを決めるのも一苦労。やっと軌道に乗ったと思ったところで、コロナ直撃。職を失う。元夫にマインドコントロールされた結果、疎遠になりつつあった実親と和解。親に助けてもらいながら生活している最中、現在の夫(バツイチ)とアプリで知り合う。再婚は考えていなかったが意気投合。交際数ヶ月で再婚、新居引越し、転職、怒涛の生活を経て、現在はなんだかんだで平和な日々。
初めまして、訪問くださり、ありがとうございます。イケダモモコと申します。
上記のように書き出してみると、数行で済むような話ですが、まぁまぁ苦労していまして。絶望が加速して毎晩「死」が頭をよぎるような時期も、抗うつ薬を飲んで治療した時期もありました。
今も、何も悩みがないわけではありません。
ステップファミリー特有の課題があることも、痛感しています。
しかし、あの頃の私には想像もつかなかったものが、今は日常にあります。
それは、「平穏」と「愛」。本物のパートナーシップ。
隣にいる人から攻撃されることを心配せず、建設的に話し合いができるとこんなにも生きやすいのか、と日々感じています。
苦しくても、悲しくても、悔しくても、自分を感情を押し殺して、我慢していた。愛する人だから、愛する子どもの父親だから、と許し、全力で庇っていた。勇気を出して訴えても受け止められず、絶望していた。あの頃の私には、想像もつかなかった。
離婚後も元夫からの報復を恐れ、布団に埋もれて泣いていた。子どもたちの前で笑顔を作り、子どもが寝た後に「子どもたちから母親を奪ってはいけない。だから私は死んではいけない。」とお酒を飲んで泣いていた。あの頃の私には、想像もつかなかった。
あの頃の私が今の私を見たら「そんなこと起こるはずない」と一蹴するでしょう。
「キレイゴトだ」「虹の彼方の夢物語」と怒るかもしれません。
だけど、たった数年後の今、確かに、ここに「今の私」は存在している。
時々、とても不思議に思います。
「あなたが最も感謝している相手は?」と聞かれたら、私はこう答えます。
「離婚を決断してくれた、あの頃の私」。だから、情報発信していくことを決めました。
そんな経緯で、ここに「Over the rainbow」を掲げました。
このサイトにたどり着いてくれた方は、少なからず夫婦や家族の悩みを抱えていることでしょう。
私は、産後ケアのインストクターとして200名以上の産後女性と言葉を交わしてきました。夫婦の危機を乗り越え、絆を深めたカップルもたくさん見てきました。だから、夫婦間の関係性に苦しみがあるからと言って、離婚を勧めるようなことはしません。
むしろ、体と心を整え、自分ともパートナーともとことん向き合って、落とし所を見つけて、トライ&エラーして、夫婦の絆を深めていって欲しいと思っています。
私の場合は、とことん自分ともパートナーとも向き合ったからこそ、離婚できたと思っています。
精神的にかなり衰弱した中でも決断できたのは、仕事を通して出会ってきたカップルにこちらの方が学ばせてもらっていたからだろう、とも。私が自分を見失わないよう、気にかけてくれた方々もたくさんいました。今も、その方々のことを思うと涙が出てきます。ありがとう。
今までの経験を生かし、これまでいただいてきたご恩を直接お世話になった人たちに「恩返し」するのではなく、今必要な誰かに送る「恩送り」をしたいと思い、ここを開設しました。
様々な状況に置かれている人にとって、何かしら気づきを得られるような情報や問いを発信していく予定です。共感していただけましたら、一緒に育てていくような気持ちで寄り添っていただけたら幸いです。
最後に‥あなたが、どのような状況に置かれていても、これからどのような選択をとっても、私は応援しています。ここまでよくサバイブした。これからもサバイブしようとしている。すごいぞ!とエアハグを送ります。夢のないことを言ってしまうと、これは直接の知り合いではないからできることなのかもしれません。でも、あの時の私は誰かに言って欲しかったから、言います。
私はあなたの全てを肯定します。しんどくても、生きてね。
イケダモモコ